みなさんは、「ありがとうございます」と「ありがとうございました」をどのように使い分けていますか。
下の①と②の文の(1)と(2)はそれぞれどちらが正しいか、考えてみてください。
①[お世話になった人に別れのあいさつをするとき]
(1)「今までありがとうございます」
(2)「今までありがとうございました」
②[知人がケーキを作ってくれると言ったとき]
A:「明日、あなたの好きなケーキを作ってあげますよ」
B:(1)「ありがとうございます」
(2)「ありがとうございました」
①の答えは(2)で、②の答えは(1)です。
①はもう会うことがない、何かが終わった場合などですから、「ありがとうございました」を使います。
②はこれから何かをする(してもらう)ときで、まだ終わっていないですが感謝の気持ちを伝えたい場合ですから、「ありがとうございます」を使います。
ただし、過去のことでも
(1)「先日はお世話になりました。ありがとうございます。」
(2)「先日はお世話になりました。ありがとうございました。」
のように、どちらも使う場合があります。
状況や相手との関係で使う表現を使い分けるのは、長い時間日本語を勉強している学生でも難しいものです。このような表現の使い分けは、実際の状況で学びながら理解を深めていくことも必要ですね。
みなさんは、「ありがとうございます」と 「ありがとうございました」を どのようにつかいわけていますか。
したの ①と ②のぶんの (1)と (2)は それぞれ どちらがただしいか、かんがえてみてください。
①[おせわになったひとに わかれのあいさつを するとき]
(1)「いままでありがとうございます」
(2)「いままでありがとうございました」
②[ちじんが ケーキを つくってくれるといったとき]
A:「あした、あなたのすきな ケーキを つくってあげますよ」
B:(1)「ありがとうございます」
(2)「ありがとうございました」
①の こたえは (2)で、②の こたえは (1)です。
①は もうあうことがない、なにかが おわったばあいなどですから、「ありがとうございました」を つかいます。
②は これから なにかをする(してもらう)ときで、まだ おわっていないですが かんしゃの きもちをつたえたいばあいですから、「ありがとうございます」を つかいます。
ただし、かこのことでも
(1)「せんじつはおせわになりました。ありがとうございます。」
(2)「せんじつはおせわになりました。ありがとうございました。」
のように、どちらも つかうばあいが あります。
じょうきょうや あいてとの かんけいで つかうひょうげんを つかいわけるのは、ながいじかん にほんごを べんきょうしているがくせいでも むずかしいものです。このような ひょうげんのつかいわけは、じっさいの じょうきょうで まなびながら りかいを ふかめていくことも ひつようですね。



